歯医者は治療以外にもいろいろなメリットがあるので、それを生かして歯の健康を維持してもらいたいと思います。例えば、歯医者では歯周ポケットのチェックというのをしてもらえることがあるのですが、これは歯の健康を維持するためには非常に重要です。歯周ポケットについてチェックするというのは、歯周病を予防するために重要で、歯周ポケットが深い歯があれば、そこは歯磨きが行き届いていない可能性があるのです。そういったチェックを私も歯医者でしてもらったことがありますが、歯周ポケットが深い歯を指摘してくれるので、それ以降はその歯を重点的に磨くことができますから、歯周病の予防にかなり役立ったと思うのです。歯の健康を守るためには虫歯以外にも気を遣うべき点があって、それが例えば歯周病になります。歯周病というのは自分では気づきづらい部分があるので、歯医者にチェックしてもらうのが１番簡単だと思います。そういったチェックをしてもらえたので、私はそういった歯医者を非常にありがたく感じているのです。

食べたいものを食べるというのが健康的でいい訳ですけど、時と場合というのをよく考えておかなくてはいけません。これから歯医者さんに行く予定があるなら、食べない方がいいものというのもあります。餃子などはその典型例という事になるでしょう。ニンニクが入っていますので、これを食べてしまうと口臭の原因になってしまいます。それならニンニク無しならいいかというと、話はそう簡単ではありません。餃子にはニンニク以外にもネギが入っています。こちらの方もそれなりにニオイを発しますので、餃子そのものを食べない様にしておくというのが基本になってきます。これは何も患者さんだけに限った話ではなくて、治療をする歯医者さんにもそのまま当てはまります。こういった口臭というのは自分自身では気がつかない事が多いので注意が必要です。当日はもちろん、前日にも食べるのを避けておく様にしてください。ルール違反ではありませんけど、マナー的には反しているので注意が必要です。

歯医者へ行くというと「歯の治療をする」というイメージがあります。虫歯や歯周病が悪化して痛くなった歯を削ったり抜いたりするために歯医者はある、というイメージです。そのため歯医者は「怖い思いをする所」という感じで嫌いな人も多いかと思います。ところが最近ではその歯医者が単に歯を治療するところではなくなってきたようです。その一つが「予防歯科」という概念です。予防歯科という考え方では「虫歯や歯周病にかからないように予防する」、つまりできる限り歯を削らない、抜かないために日常的に歯を健康に保ちましょうというわけです。そのため最近の歯医者は予防歯科を取り入れているところが増えていて、定期検診を勧めてくれたり、歯ブラシやフロスの使い方など口腔衛生の指導などもしてくれます。私の通っている近所の歯医者も歯周病専門の先生がていねいに日常の歯の健康の保ち方を教えてくれます。そのおかげで間違った歯の磨き方などにも気づくことができて、虫歯や歯周病の症状に悩まされることがなくなりました。歯は一生ものなので大事にしたいです。そのためにも予防歯科という考え方が浸透することが大切なのだと思います。